「感謝のバトン」

 

              50周年事業委員会委員長

 

原田 亮

 

 

 1967年、一般社団法人箕面青年会議所は「明るい豊かなまちづくり」の理念のもと、責任感と情熱をもった青年有志によって誕生しました。本年、創立50周年を迎えるにあたり、創立からの熱き精神と先輩諸兄が連綿と紡ぎ続けてきたJC運動に対する想いを振り返るとともに、今を生きる当事者としての自覚を持ち、私たちが直面している課題を的確に捉え、解決に向け自由な発想と決断力を活かし、率先して行動する必要があります。

 まずは、お互いのことを知り、人と人とのつながりを深めるために、「ことば」の持つ力を感じ、コミュニケーションを取ることの重要性を学ぶ事業を実施します。気持ちを文字や言葉にして伝えることで、相互理解と信頼関係の構築につながります。そして、事業で学んだことを活かし、コミュニケーションを通じて社会性や規範意識を養うために、市内の学校で、児童、生徒たちが親族や友人、先生などに「ありがとう」の気持ちを伝えるための授業を実施します。「ありがとう」の意味を考えることで、ありふれた日常においても有り難いと思う気持ちを養うとともに、その気持ちを素直に伝えることができる子どもたちを育みます。加えて、相手に対する思いやりの心を育て、自分に対しても相手に対しても幸せを分けられるような心豊かな人の育成に寄与します。また、「ありがとう」の気持ちを通じて、箕面のまちを感謝の気持ちで満たすとともに、未来へ向けた協創の礎を築くために、『ありがとうの手紙コンテスト』を行います。心温まる感謝の気持ちを表彰し、多くの人々に発信することで、幸せを分かち合い、運動の輪を街中に広めていきます。

  箕面を取り巻く環境を俯瞰的に捉え、連綿と紡がれてきた意志を継承し、未来を見据えた理想の姿を想い描くとともに、今を生きるJAYCEEとして果たすべき役割に向き合い、心豊かな人びとを創出することで、「ありがとう」があふれるまち箕面を創造します。

 

 

 

<事業計画>                                  <実施月>

 

1.担当定例会の企画・運営                         3月・7月

2.創立50周年記念事業の企画・運営                       7月

3.「ありがとう」の気持ちを伝える事業の企画・運営                通年